夏織の不定期日記

不定期に更新します。

オリキャラ物語7

ナゾの答えは白色の文字で書かれてます。
答えはおもちゃです! カレンダーを作って考えれば出来ますよ^^ 5月24日は第四週目の日曜になります。

「おはよう!」
翌日、学校に行くと、みんなが驚いていました。
・・・無理もありませんね、入学したときから笑ってないんですから。
「・・・ミイナさん?」
「美琴さん、おはよう!」
「・・・・やっぱり笑顔可愛い!!私の思ったとおり!!」
「・・・ははっ。」
・・・ちょっと苦笑。
「おー、アルル!!」
「ベリーア!おはよう!」
ベリーア・モンティル。元気な女の子で、美形。男の子でも女の子でも通用する。口調は・・・少し男の子っぽい。
「アルルが笑ってるの、初めてみ・・・・」
「よし、ベリーアさん、授業が始まるわよ。」
「おい・・・・美琴・・・」
「・・・・始業まで5分くらいあるわよ。」
「5分前行動が蓮田家の決まり!!」
・・・・・とことんマイペース。

「アルルぅううう!!!!」
「うわぁあ!?」
「優花、何で4年生の教室に・・・」
6年前も同じような勢いで入ってきた気が・・・
「優花!あなたは6年生でしょう!!教室に戻りなさい!」
ニコッ「お断りするわ、美琴。」
「優花ぁ・・・・」
キーン、コーン、カーン・・・・・
「始業の鐘よ。教室に戻りなさい、優花。」
「はいはい・・・・またあとでね、アルル!」
「・・・・う・・・・うん。」
苦笑。優花のペースが分からない・・・・・。
〜*〜*〜*〜*〜*4〜6年生下校時刻*〜*〜*〜*〜*〜
「アルルぅううう!!」
「うっせーぞ優花!!!」
「お兄ちゃん怖いよ!!」
「村野さん、隼さん、飛鳥さん、静かに入りなさい!!!」
「「「・・・・はい。」」」
「・・・はは・・・・・」
今日は苦笑が多い日だ・・・・。
飛鳥ちゃんっていうのは隼君の妹。
1年後、飛鳥ちゃんは鉄材に当たって、死亡することになるんだけど・・・・。そして、それをかばって、隼君の右目が失明することになる・・・・・・。
「優花、隼君、飛鳥ちゃん!何で!あなたたちは・・・」
「『6年生と3年生と1年生でしょう』・・・・でしょ?またあとでねって言ったじゃない。」
・・・・本っ当にペースが分からない。
しかも「あとで」が遅すぎる。もう下校時刻よ・・・・。
「アルルさん、帰りましょう。レストさんは部活だそうです。」
「あ、うん。じゃあね!!」

「アルルはさぁ、何でまた笑えたの?」
「レイトン先生のおかげ!感謝してるわ。」
「レイトン先生って、グレッセンヘラーガレッジの考古学の教授さんでしょ・・・? どうして?」
「・・・・・レスト兄さんしか分からないわ・・・・。」
「でも、よかった。」
「え?」
「この世界に、笑顔が増えたんだもん。」
「・・・・飛鳥ちゃん・・・・・。」

また、私は笑うことができました。また、泣くこともできました。
先生のおかげ。  本当に、本当に・・・・・



ありがとうございました。      
                    fin…